珈琲と短歌を樂む會(富岡珈琲協賛)at 文芸イシュタル
顔を写さなければOKという事で撮影許可をいただいた。
【目次】
文芸イシュタルとは?
◎文芸イシュタル
https://www.facebook.com/bookishtar/
文芸イシュタルさんは以前、ギークハウス真庭の三名(秋成、中山、池田)で寄らせていただいた古書店さん。
世にも珍しい古書を扱っているとてもレアな本屋さんなんだけど、その店主さんが短歌が好きという事で短歌の会を開催していると聞いていた。
それならば、と今日は一人で(中山くんは体調不良、池田くんは大阪へ。)短歌の会へお邪魔した。
今日は真庭アグリガーデンに出店している、『富岡珈琲』さん
#富岡珈琲 - Instagram(インスタグラム)の画像・動画
協賛で店主さんも短歌の会に参加。
他にイシダさん、フジイさんを含めて5名集まってワイワイと。
イシダさんは朱色の着物で登場。近所のご隠居という感じで気さくな方だ。
フジイさんは川柳をやっていて、今日は岡山県笠岡市からはるばるイシュタルにやってきた。
手始めに短歌の勉強から
始めに短歌についての勉強会。書店主のイシュタルさんのお話を4名が熱心に聞く、という構図が面白い。
まるで中学生の頃の国語の授業みたいだけど、みんな真面目に聞いている。
さっそく短歌を製作してみる
一通りお話を聞いて次に歌謡曲(最近のポップソングを含む)の歌詞をプリントアウトしたものに目を通す。
歌詞の中から5音や7音の短歌の句になりそうなものを探す。
その探した句を使用して、短歌を作ってみよう!ということでさっそく製作。
5人ともそれぞれに趣向の凝らした短歌が出来た。
ぼくの一句目は、
蜃気楼 僕を呼ぶ声 あふれたり まぶたが二回 音もなく鳴る
下の句の「まぶたが二回 音もなく鳴る」は今日のお題。そこに上の句を乗っけてみたのだけど、どうだろう?
他の皆さんの短歌も載せたかったが、撮影するのを忘れてしまった。
二句目は自由に作ってみた。
芥子の花 日常の闇 さわれない 僕の足跡 探してみたり
どうしても「芥子の花」という初句を使ってみたかったのだけど、少しコワイ短歌になってしまった。
それでもイシュタルさんから下の句が良い、との批評を受けたので良かった。
富岡珈琲さんの絶品コーヒーでしばし休息
普段、短歌を詠むなんてことは経験できないので今日は貴重な経験。
富岡珈琲さんからイエメン産だという豆から抽出したコーヒーをいただく。
不思議な香りのする今まで味わったことのないコーヒーだった。
少し酸味があり、後味の良いコーヒー。美味しくいただく。
富岡さんのお手製だという、チョコチップの入ったマドレーヌも美味しかった。
カードゲーム「ミソヒトサジ」とは?
カードの遊び方は、
①青のカード(5音)を2枚と赤のカード(7音)を3枚引いて手札にする。
②場に出ているカードと交換するか、または山からカードを引いて手札と入れ替える。
③2週したら手札を公開。短歌を詠む。
④それぞれ一番良いと思った短歌を指名。多く選ばれた短歌が優勝。
という手順でゲームをするのだけど、これが面白い。
時を忘れてゲームにふけり、時に笑い、時に悲しくなりながら短歌を作っていく。
この「ミソヒトサジ」の面白さは言葉の組み合わせの面白さだろう。
ある言葉がある言葉と組み合わさって絶妙の間を作り出す。
例えば「ラスボスは」「100%」「ジャパニーズ」という句は、もはや笑いしかない。
このように様々な言葉を無限に組み合わせて短歌を作り出すのだ。
頭をひねって高尚な句を詠むもよし、ウケを狙って面白い句を詠むもよし。
最後に自由に短歌を作ってみよう!ということで作ったのがコレ。
今まで知らなかった短歌の世界に触れることが出来たし、色んな人たちと知り合うことで良い刺激になった。
「また、イシュタルでお会いしましょう」という事で第3回もあったら是非参加したい。
「珈琲と短歌を樂む會」は参加費用千円。
富岡珈琲の美味しいコーヒー付き。
第3回はもしあれば文芸イシュタルさんのfacebookページで告知があると思います。