山奥ニート ~限界集落で暮らすニート達~の動画を見て思ったこと。
『山奥ニート』と呼ばれる人たちがいる。
和歌山の山奥に住んでいて、既にニートの数は町民の人数を超えている。(町民8人に対してニート現在15人。)※18人いたこともあるらしい。(2018年8月)
【目次】
共生舎ってどんな場所?
山奥なので車があったら便利だけど、険しい山道を通るので注意が必要だという。
食材は山を下りてスーパーに買い出しに行くようだ。
ひと月6千円の食費というのはすごい。
おそらく、人数分の食材を大量に買い込んでいるんだろう。
畑があれば野菜を作れるし、近所の人たちの畑の手伝いをしたりするそうだから、手伝いのお礼に野菜をもらったりするのかもしれない。
共生舎はNPO法人なので家賃が必要ない。
つまり食費6千円と光熱費だけで最低限の生活はできるということだ。(長期滞在の場合。現況を知りたい方は↓下記ブログなどを読んでみては。)
■ 短期滞在の場合
yaba-raiko-shusaku.hatenablog.com
山奥ニートの動画はyoutubeで。
共生舎のある場所って、そもそもどのくらい山奥なんだろう?
ほぼ山w
紀伊半島は山深い土地だと聞くけど、これは想像を超えているかもしれない。
限界も限界だが、この土地で『共生舎』が立ち上がったのがすごい。
共生舎は元引きこもりのニート(若者)たちが山奥で共同生活を送るための場所のようだけど、若い働き手がいてくれたら地域の人も助かるだろう。
大抵は行政が主導してつまらない事になってしまうのがオチだけど、民間の団体で何とかしよう、という気概がイイと思う。
不便を楽しむくらいが丁度良い!
限界集落と言ったって、利便性を抜きにして考えれば良い所がいっぱいある訳だし、逆に利便性が悪いことで得られるものもあるのではないだろうか?
そういえば作家の田中慎弥がエッセイで書いていたけど、もの書きは山奥か都市に住むのが良いという。
もう少し広く解釈してクリエイティブな仕事をしようと思ったら山奥に行くと良いかもしれない。
都市に住むことで得られるものもあるけど、消耗戦はやだし、なんせ家賃が高い。それならいっそ山奥ニート。
共同で生活することで生活費は安く済むし、情報交換ができたり、良い意味で刺激を受けたりという効果もあるだろう。そう考えると良いことしかない。
不便を楽しむくらいの気持ちで共生舎で暮らしてみる。
引きこもっていても何も始まらない訳だし、何かを始めるためのきっかけになるとしたら良い。