アートインク津山のイベント、『マルチワーク交流会』に参加してきた。
アートインク津山は表はアンティークな雑貨屋みたいな趣なのだが、もう一つの入り口から入って2階に上がると、そこがコ・ワーキングスペースになっている。
月会費4000円は安い。
マルチワークとは何ぞや?
と思った方もいると思うが、要は専業を持ちながら(会社に所属しながら)副業を持つ働き方の事を言うらしい。
サイボウズ
という会社があるのをご存知だろうか?
今飛ぶ鳥を落とす勢いのソフトウェア開発会社だから聞いたことあるよ?という方も多いだろう。
今、熱いトレンドを持つアプリを企業向けに再構築したソフトウェアを開発している会社という感じだろうか?
そんなサイボウズの営業部に松森千里さん、という方がいる。
今岡山市に住んでいて、サイボウズの営業部で働きながら、津山市にある、レプタイル
という会社で副業をしているらしい。
アメリカンフットボールのフォワードをやりながら語学が堪能で数か国語の言葉を自在に操るというような、多彩な才能を持つ人が時にいるが、そんな感じだろうか?
それはスケールが少し大きすぎたかもしれないが、松森さん
はオーストラリアの人とリモートワークしたりと英語に堪能みたいだからあながち大袈裟な例えではないかもしれない。
詳しくはセールスエンジニア、という職種らしいが、大阪など色んな地域の色んな企業に出向いて営業を行っているらしい。
リモートワークとは、聞きなれない言葉かもしれないが、在宅でオフィスにいるのと同じ感覚で仕事をする勤務形態の事を言う。
松森さんは岡山市の自宅にいながらサイボウズのソフトウェアを使ってリモートで東京の本社や大阪の支部と繋がり、活動しているという。
サイボウズの仕事をやりながら、その合間にレプタイルの仕事を副業でやっているというから相当エネルギッシュだ。
本当は交流会の様子を撮影した写真があったのだが、スマホの空き容量を増やそうと、画像をSDカードに移し替えたときにどこかに吹っ飛んだw
もう一人、株式会社レプタイルの代表取締役、丸尾宜史(まるおよしふみ)氏のことを紹介する必要があるだろう。
『創業者』と言われる人には色んなタイプがあるが、丸尾さんは人を惹きつけるオーラを身に纏った人だった。
ある種の人は場を支配する能力を身に付けているが、丸尾さんは時に場を緊張させ、時に緩和させる自由自在の才能を持っている。
基本、怖い人だと思っていい。自分に厳しい人でないと他人には厳しく出来ないだろうから。
しかし、そんな丸尾さんにも、もう一つ、こんな顔があるらしい。
麦わら帽子、似合いすぎw
少年のような冒険心、というのは誰しもかつては持っていたものだが、持ち続けるのは難しい。
ましてやそれを発揮する、というのは端から見るより難しいことのはずだ。
巻き込む才能
というものがあったとしたら、きっとこういった両面を備えた人のことを言うのだろう。
とにかく強烈な印象だった。