西日本豪雨被災地を青春18切符で行く ~岡山→大分旅~
こんにちは。タカです。今回は岡山県真庭市から、実家のある大分に帰省した時のことを書きたいと思います。
西日本豪雨被害の影響がJRでいまだ(9月2日現在)出ていたので、高速バスとフェリーで行こうかと思ったのですが、青春18切符のコスパ最強!ということで青春18切符の旅に切り替えました。
あらかじめヤフーオークションで切符を購入し、(メルカリは2017年10月頃から青春18切符の売買が禁止されている。)旅に備えたんですが、購入した後に気付いたことなどを書きたいと思います。
今回の青春18切符の夏季の分は9月10日まで有効なので、あともう少しの期間しかありませんが、今後災害時の時などに役に立つ情報かもしれません。
- 青春18切符は全国共通券
- 7月6日以前(西日本豪雨災害時以前)に買った青春18切符をヤフオクなどで購入していれば、三原→広島間など新幹線の代替輸送が使えた。
- それ以後(7月6日以後)に買った青春18切符でも代行バスが無料で利用できる。
9月2日現在、JRの運行状況は以下のリンクから確認できます。
「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転計画・復旧状況について:JR西日本
岡山はほぼ全線復旧していたのですが、広島がヤバかったですね。
ギークハウス広島のある三原から白市までは10月中の再開見込みのようですが、特に被害の大きかった地区のようです。
代行バスの連絡は良く、待ち時間10分程度でした。
乗客が少なかったためか、特に乗車券の検閲などは無く、フリーパス状態で乗れました。
たった4駅と思うかもしれませんが、曲がりくねった山道をバスで行くので優に1時間。
岡山県真庭市から大分の柳ヶ浦駅まで、通常なら12時間程度で着くんですが、このときは一体いつになったら着くんだろうか?今日中にたどり着けるか不安になりました。
広島では難所がもう一つ。
八本松→勢野間。この区間は9月9日に復旧見込みのようですが、9月2日現在では不通。代行バスも出てなかったので、民間のバス(芸陽バス)に乗りました。
運賃570円。たった一駅がえらく長く感じました。
やはりJRの復旧が遅くなっているところは山深いところです。
「こんな所が崖崩れ起こしたらたまらんだろうな。」
と思ったんですが、被災地の皆さまは大変だったでしょう。
一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。
山陽本線では、その後、山口県の柳井→下松間が復旧前でした(9月9日運転再開)
この日は日曜日だったこともあり、代行バスはほぼ満員。
乗れない恐れも少しありましたが、なんとか乗車。
この時は乗客がかなり多かったこともあり、切符の検閲を行っていました。
この時点でもう既に日は暮れており、大分まで行けるかどうかギリギリの瀬戸際。
一時は終電逃してネカフェで一泊か、と覚悟しましたが、下松から新山口、新山口から下関までは意外にスムーズでなんとか日付けが変わる前に目的地である大分の柳ヶ浦駅までたどり着くことが出来ました。
久しぶりにやって来た九州は深夜だったこともあり、静かで落ち着いた雰囲気でした。